第27回 懇親旅行のご報告

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第27回同窓会 山梨石和温泉「糸柳」の旅

10月17日(土)~18日(日)、一泊二日の懇親旅行に参加した。参加者は23名でバスの中はゆったり、8時50分にバスは母校を出発した。瀬田から東名高速に入り、途中足柄SAでトイレ休憩し、最初の予定地である「富士山レーダードーム館」に11時45分に着いた。

ここは、レーダー建設に情熱を傾けた人々の知らざるドキュメント映画「世界最大のレーダー建設~9,000人」を上演していた。また、色々な建設の資料があったが残念ながら時間がなくドームを出発した。昼食は山中湖の豆腐料理屋「伝衛」で湯豆腐を食べた。さっぱりした味で旨かった。次の予定地の「富士湧水の里水族館」には13時40分に着いた。水族館は二重回遊水槽の他、岸辺の魚・深みの魚・小さな生き物・湧水の水槽等があり、淡水魚の生態を360度の方向から観察出来た。

一日目の最後の予定地「忍野八海」に14時25分に着く。ここは富士山の北麓エリアで数少なくなったが茅葺屋根の家が建ち並び、古い調度品や古文書が展示され、庭には八海の底抜け池がある。なにせ参観者が多く、土産物屋が列をなし写真も写せない人混みであった。ここから中央道に乗り今晩の宿「石和温泉、糸柳」に14時10分着いた。

この宿は、百有余年の甲斐の老舗旅館で、自噴100%の掛け流しの天然温泉であり、夕食・朝食とも中々吟味をした食材を使っており、気の利いた料理だった。私たちの部屋は、残念ながら5人の相部屋で狭くて窮屈だった。しかし、良い旅館なの何かの機会に来てみたいと思った。

本田会長の挨拶後、夕食の楽しい宴会が始まり、38期の名司会者田所さんの言葉巧みなお話で参加者がこぞって打ち解け、楽しい雰囲気の中で時間を過ごした。宴会が終わり別室で二次会が催され、夫々が親しい方々と酒を飲み交わし、和やかな雰囲気で21時近くまで語り明かして解散した。

二日目は、バイキングで朝食を食べ9時に宿を出発した。最初に信玄餅で有名な「桔梗屋」の工場見学と土産を買う予定で寄ったが客が列をなしており、工場見学は止めて土産物を夫々買って、奇岩が連なる景勝地として古くから親しまれてきた渓谷の「昇仙峡」を見学し、11時15分に次の予定地「武田神社」に向かう。この神社の祭神は武田信玄公で、重厚な造りの社殿、武田家ゆかりの武具や資料を納めた宝物殿等を見学した。

昼食は「ほうとう館」で食べた。「ほうとう」は味噌味でよく煮込まれていたので混ぜご飯と一緒に食べて美味しかった。バスは次の予定地のブドウ狩りの「一古園」に13時50分に着いた。入口で籠と鋏を渡されたが、私は葡萄があまり好きではないので貰わず入口の腰掛に座り皆さんの帰りを待った。

次の予定は「勝沼ワイン工場の見学」であったが、帰路の道路が大変混んでいるとの情報なので寄らずに中央道に入り帰路に着く。バスの中でカラオケを唄ったり、田所さんのユーモアな司会のもとでビンゴゲームをしたりして、団子坂SAと八王子SAでトイレ休憩して母校に向かう。途中は日曜日であり高速料金が安くなったせいか凄い渋滞であった。私は自宅近くの中原街道で降ろしてもらい皆さんより先に帰宅したが、皆さんは終着地の母校に18時50分頃に着いたようです。(資料提供 顧問(前会長)村松濱代)